YandSシステムズ 矢光 利幸(YAKO TOSHIYUKI)

PROFILE


Office(Word/Excel/PowerPoint/Access)を中心とした再雇用支援をはじめ、様々な各種訓練の講師を主に行っていて、パソコンスクールのインストラクターでも活躍しております。
また、事務職の方(プログラムを本職としていない方)向けのExcel VBAをはじめ。Webやネットワークに関することに関しても、講義をしております。
 
それぞれの部署・部門・課内に合わせた、企業研修講師経験多数。
(オリジナルでテキストを作成しております。)
 
ExcelやWordのママさん応援支援なども行っております。
 


いまどき、Officeスキル?と思われる方も、多いと思います。
しかし現実の現場では、ビジネス基礎力である、Word/Excel/PowerPointが使えずに、希望の職種に就けない方々を多く見てきました。だからこそ、この基礎力を侮ることなく、皆様に習得・スキルアップしてもらいたいと思っております。
 
また、現場では、少し知っているけど、もう少し使えるようになればという方も多くお会いしました。それが業務においてボトルネックになっている。
 
そこで、ハンズオン研修をご提案させていただき、現場において、効率よく作業出来るノウハウを、ご提案させていただいております。
 

Blog書いています。

閲覧数303万件を越える、多くの方々に見ていただいている、
Excelをはじめとする、仕事で使えるテクニックをご紹介中。

Excelテクニック and MS-Office recommended by PC training 

http://infoyandssblog.blogspot.jp/
 

TOSHIYUKI YAKO

YandSシステムズの矢光と申します。

 
 

 

<専門家紳士録より>

IT全般の教育を中心に中小零細企業さんのフォローワークを行っております。

 
小売・データベース関連の業務を10年程関わっておりましたが、体を壊し、通常勤務ができないことになり、それを機会にフリーになることにしました。最初は、今以上に、何もない状況でした。スキルも人脈もない。まぁ、会社に10年近くいた弊害なんでしょうね。
安静が必要だったんですが、ボーとしているのはもったいないと思ったので、スキルアップ・ブラッシュアップを2年近くすることになりました。
体調も少しずつ良くなってきたこともあり、別の世界に挑戦しようかと思っていた矢先、タイミングよく、元上司の、森島憲一氏からお誘いがありまして、【弥生会計】というソフトを知っていたことから、今もご縁がある、再雇用支援の講師というお仕事に関わることになりました。
それを機に、【教育】という世界に携わっていきました。それも、再雇用支援という世界。
私自信、「働けない」状況を味わってきたこともあり、彼らが社会に復帰していこうという姿を見た時に、何かお手伝いできることはないのだろうか?と痛感じました。
最初は、こんな私が、【教育】関係の仕事をしていていいのかと正直思う日々の連続でした。
 
今、インターネットを始め、ITスキルがスタンダードになったと思われがちなのですが、想像以上に、そうではない方々が多く、その方々が、WordやExcelといった基本ソフトを使えないだけで、仕事場から除外されてしまう。不幸な時代なんです。ホント少し機能を紹介するだけで、笑顔になり、自身を取り戻していく姿を今でもよく見ます。
 
そして、こんな私に、【感謝】の言葉を送ってくれるのです…。
 
この【感謝】にさらに応えていくために、MCP-IWというインストラクター資格を取ったり、様々な質問に対応できるように、さらなるスキルアップを目指す日々が始まりました。当然、様々な人生経験をされてくる方が多い再雇用支援の場では、ITスキルにとどまらずありとあらゆる、知識も情報も得る必要があり、その過程で、(株)イーノウハウの明瀬社長をはじめとして、素晴らしい多くの方々にお会いして世界が広がりました。
 
世界が広がると不思議なもので、人づてに、色んなところからお声がかかるようになりました。様々なところでのインストラクターや中小零細企業さんからは、PC関係が得意でないので、手伝ってほしいということで、フォローワークを行ったりしております。
このITインストラクターという世界は、外から見ていると、たかが、Officeスキル。たかがソフトウェアのスキルと思われがちなのですが、人それぞれで必要としているものが異なっている、まさに、マンツーマン。こんなにも奥が深いのかって痛感しています。そして、こんなにも社会の末端で必要とされている。だからこそ、日々邁進していく価値のある仕事だと確信しております。  

専門家紳士録:インタビュー

 
━━━ITインストラクションファシリテーターとありますが、どうものなのでしょうか?

  • 私の造語なのですが、ITインストラクターと一線を引きたかったといいますか、アシスタント講師や見学をさせてもらうことがありまして、様々な方のインストラクションで痛感するのが、「ただ、講義しているだけ」「ただ、やっている」だけという方が残念ながら多く見受けます。当然インストラクションスキルには、ファシリテーションスキルも含まれていますが、ファシリテーションをもっと前面に出した形での講義をしたいと思ったわけですね。受講者さんに、【気づいて】もらう。それを促す。講師と生徒ではなく。フラットでね。彼らに寄り添うというか、そうすると、教わりに来ているのではなく、スキルを学びに来ていることがよくわかります。例えば再就職希望者の彼らは、必死なんですね。遊びでやっているのではないのです。そんな彼らの【人生】に関わる以上、よりよい、よりマッチした講義内容が必要なとなるわけですね。たとえWordやExcelという基本的なものでも、奥が深いし。

 
━━━ところで、そのWordやExcelをはじめとした操作で困っている人が多いのでしょうか?

  • そうですね。現実は想像以上に、確かにその質問はよく聞かれます。再雇用支援でも企業研修でもパソコンスクールさんでも、使えない方、触ったことが無い方が多いのです。あと、学校の授業でやったけど全くという方とか。お仕事をしていても、端末化していて、入力業務だけという方も非常に多いようですね。一から請求書とかは作ったことがない人が多いですね。ですので、会社を結婚やお子さんの関係や、最近では介護のために、辞めちゃうと、再度勤めたくても、スキル不足で、NGになってしまう方が非常に多いです。求職者と求人情報とのアンマッチが叫ばれていますが、WordやExcelといったビジネススキルは、基本なので、それ以前の話なんですね。実際に再就職を希望している方々の中には、社会に貢献できる方も少ないわけですね。ホント、社会のマイナス要因だと感じています。それが、Word・Excelが出来ないだけなんですね。こういう方々には、パソコンの資格の取得を促していますけどね。

 
━━━なるほど、だからパソコンの資格。代表的なものでMOSを取得する方が多い?

  • ええ。その傾向はありますね。再雇用支援の受講者さんでも、MOSの取得を希望する方は年々増加していると思いますよ。確かに、MOSなどの資格を取得できれば、再就職に有利になるでしょうし、自身を得ることもできると思いますから、無駄ではないでしょういね。
  • ですから、私も、資格取得希望者には、確実に取得してもらうように対応しております。
  • しかし、資格を取得すること自体はできても、実際の業務はそう決まりきったものではなくて、企業や部署によって全く異なりますよね。PowerPointとかは、通常テキストだと、スライドショーを作成して終わりなのですが、業務レベルでは、Wordの代わりや、企画書をはじめとした、紙ベースの資料をどう作成していくのかという次元のスキルが必要になるわけですね。ですから、そこに【実践】というのが必要になってくるわけですね。

 
━━━【実践】とはどんなことなのでしょうか?
 

  • 【実践】というのは、ケースバイケースというか応用力というか、シーンシーンで必要となるスキルのことですね。
  • 大きく2パターンあって、
  • 1つめは、再就職を希望している方。資格は取得したけど、そこ止まりなんですね。これだと就職できたあと、実務レベルが追い付いていないので、せっかく入社できても解雇対象になりかねません。現に、その後お勤めになった方、再雇用支援の講座が終わった方からのリクエストで、+α。すなわち実践向けスキルを希望されるわけです。実際にお勤めになっている方は、その業務で困っているところを中心としたスキルを紹介して、再雇用支援の講座が終わった方々には、現場でよくあるケースを題材に、作り込む。連動させることを中心に、スキルを紹介しております。
  • 2つ目は、中小零細さんで、ITスキルが乏しい。または社員さんで詳しい方がいないケース。今行っている業務がちょっとしたことで、大幅に改善・効率化できるのですが、基本的な事しか知らない方ばかりだと、どうしても、そこまで現状止まりで、そこで、様々な応用というか、その会社の現状を踏まえた、【実践】的なスキルを紹介して、直接作成してあげることによって業務が改善・効率化されるわけですね。
  • 大企業さんやITスキルに長けた方がいる会社ならば、困らないでしょうが、そこを支えている中小零細企業さんこそ、今後より一層の業務の改善・効率化が求められていると思われますよ。

 
 
━━━最後に、今後について教えていただけますか?
 

  • そうですね。【感謝】への恩返しをしたいというか、まだまだ、困っている人が多いでしょうから、その方々へのお手伝いを始め、勤めた後、お勤め中に関わらず、様々なスキルアップのお手伝いをしていきたいですね。そのためには、一斉講習も有効でしょうけど、マンツーマンに近い形での講義していく必要があると確信しております。
  • 様々なスキルを持ったインストラクターさんたちとネットワークを構築して、【感謝】していただけるような、内容にしていきたいですね。
  • そして、再就職希望者さんが就労できるためのお手伝いもしていきたいですね。ホント、社会で貢献できる方が多いわけですから。貢献できるならば、全国・世界どこにでも飛んでいきますよ。

 
専門家紳士録